高反射育苗用シートハイホワイトシルバー
ハイホワイト(白色面)の高い反射性で苗焼け防止効果を大幅に改善
シルバー(裏面)の高い保温効果でしっかり育苗
苗焼け防止効果を薄く軽いフィルムで実現しました!
・二つ折りの ハイホワイトシルバー(手前) と発泡シート(奥)の製品姿
同じ規格で、製品姿を比較するとこれだけ違います!
商品特長
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保温と反射の相反する効果を両立
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ハイホワイト(白色面)の高い反射効果で、高温障害、苗焼けを防止します。
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シルバー(裏面)の保温・断熱効果で適度な温度を維持します。
芽出しから緑化まで使用可能です。 -
適度な光線(可視光線透過率10%)を通し、白化現象を起こしません。
規格
二つ折りロール品厚(mm) | 巾(cm) | 長(m) | 入数 |
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0.05 | 230 | 100 | 2本 |
270 | |||
300 | 1本 | ||
330 | |||
360 | |||
230 | 50 | 3本 | |
270 | |||
300 | 2本 | ||
330 | |||
360 | |||
230 | 25 | 5本 | |
270 |
厚(mm) | 巾(cm) | 長(m) | 入数 |
---|---|---|---|
0.05 | 230 | 10 | 5枚 |
270 |
実測データ
気温上昇時でも、高い苗焼け防止効果が実証されました。
シルバーポリやアルミ蒸着シート、発泡シートなどの、様々な被覆資材との比較展張試験を実施しました。
外気温25℃を越える高温時に、従来のシルバーポリでは、育苗箱内部の温度が50℃を超え、苗焼けが発生しましたが、ハイホワイトシルバーは40℃以下を保っています。
保温性と反射性という相反する効果を両立した理想的な温度を保つ事が、データで実証されました。
新潟県農業総合研究所試験圃場(ハウス)内にて、育苗箱内部の温度を測定した値です。
本データは、実測値であり、保証値ではありません。
温度測定実施時期:5月6日~14日での育苗期間
低温時も発泡シートと同等の温度を確保しますので安心してご使用いただけます。
高温時でも白色面が高い反射効果を発揮し、適度な温度を維持します。
使用事例
水稲育苗
【新潟県ハウスべたがけ育苗】
ハイホワイトシルバー(左)と発泡シート(右)
発泡シート使用中の育苗ハウスで比較試験を実施。
ひび割れによる苗焼けのリスクから、2年程度で交換していた発泡シートと比べて、ハイホワイトシルバーは耐久性に優れています。
【京都府露地トンネル育苗】
発泡シート(右手前)との比較テストを実施。
ハイホワイトシルバーは発泡シートと比べてあまりにも薄手で驚いた、との声もありましたが、従来通り生育に問題は無く、むしろ同じ効果で作業性がよいと評価をいただきました。
【新潟県阿賀野市プール育苗】
元々は発泡シートを使用していたが、ハイホワイトシルバーを使用することで、作業性が良くなったとのお声を頂きました。
また、プール育苗での生育にも問題が無かったことが実証されました。
ネギ育苗
【鳥取県ハウス育苗】
べたがけにて育苗。
透明ポリで育苗を行っていた際は、発芽のばらつきや生育のムラが見られましたが、ハイホワイトシルバーを使用した所、発芽も順調で苗ぞろいも抜群だとご評価いただきました。
使用方法
1.ハウス内又は露地で育苗箱を並べた後、適切な潅水を行ってください。
2.二つ折りロール品となっております。
白色面を上にシルバー面を下にして広げ、べたがけ又はトンネルがけで被覆してください。
3.光線透過率は約10%で、緑化期まで使用可能ですが、天候や生育状況に合わせて、被覆期間を調整してください。
4.被覆期間中は適切な温度管理を行い、温度が上がり過ぎた場合は必ず換気を行ってください。
5.使用後はフィルムに付着した水分をよく乾かし、直射日光が当たらない涼しい場所で保管して下さい。
保管状況にもよりますが、3年から5年程度繰り返しご使用が可能です。
使用方法は、加温・無加温、トンネル・べたがけ、プール育苗などの育苗方法や、地域・天候・時期などによって異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。
使用上のご注意
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白色面を表にしてご使用ください。
白色面の高い反射が苗焼け防止効果を発揮します。 -
地温抑制効果は完全ではありません。
温度管理にご注意の上、急激な気温上昇時には、ハウスの換気を行う、シートを剥がす等、適切な対応をお願いします。
※育苗箱内の温度が40℃を大きく超え、50℃近くとなった場合、苗焼けのリスクが高まります。 -
ハイホワイトシルバーの除去が遅れると、徒長や苗焼けの原因となりますのでご注意ください。
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ご使用後はシートの手入れをよく行い、乾燥した後に直射日光を避けて暗所に保管してください。
この商品のお問い合わせContact
合成樹脂本部
農材・フィルム部
TEL:03-3555-3501
FAX:03-3555-3900
TEL:06-6261-1945(代表)
FAX:06-6261-1074
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